僕は残業が嫌いだ。
僕の勤務先はブラック企業というわけではない。
給料はそれなりだし、福利厚生も手厚い。
サラリーマンとしては、割と恵まれているほうだと思う。
それでも残業はある。
手当はきちんと出るが、それでも僕は残業が嫌いだ。
夕食までに帰って、家族とごはんを食べたい。
子どもたちをお風呂に入れて、一緒に寝たい。
普段からなるべく時間内に仕事が終わるよう心掛けている。
どれだけ仕事が増やされようが、 定時に帰る気概で仕事をしている。
実際にはなかなかうまくいかないものだが。
そのために僕が意識していることを以下に記録しておく。
月並みのものもあるけど、基本だからこそ大切ともいえる。
(1)TODOをつくる
付箋でもメモ帳でもなんでもいいので、やることを書き出す。
(2)優先順位をつける
TODOを上からやっていくというわけじゃない。 期限を踏まえ優先すべきを見極めてやる。
物事には「自分が決めること」「他人が決めること」「 時間が決めること」がある。
(3)明日やれる仕事は明日にまわす
「明日やろうは馬鹿野郎」なんて格言もあるけど、 基本は明日やれるものは明日にまわす。
(4)できる人にぶん投げる
これ、結構大事。
同僚でも上司でもお構いなし。自分に余裕がないなら、 誰かにやってもらう。
ただし、 余裕があるときは率先して仕事をもらうようにしている。
トータルでは助け合いなので、変な軋轢も生まれない。
(5)成果レベルをコントロールする
全部の仕事を全力でやってたら時間は足りない。だから、 一部で手を抜く。
例えば職場内だけで完結する資料とか、 仮に些細なミスがあっても影響の少ないもの。
(6)小まめにホウレンソウする
豆なのかほうれん草なのかはっきりせいという感じだが。
組織で仕事していると、上からの修正依頼とかは日常茶飯事。
早期に軌道修正できるよう、マメに話せるといい。
「 今こんな方針で作成してるんですよね〜」位の簡単な意思疎通だけで全然違う。
(7)とはいえ、繁忙期はとことん頑張る。
残業は嫌だけど、忙しい時期は割り切ってがんばる。
メリハリって大切だし、「 こいつはやるときはきちんとやるやつだ」 って周りから思われると、
普段早く帰るのも寛容な空気になるよ。
実際は、会社の風土や働く人の性格、業務内容によると思うけど。
大切なのは自分も周りも楽になる方法を探すこと。
誰でも早く帰りたいんだから、 その気持ちを共有することと、とにかく工夫することが大事だと思う。
言うは易しだけど。僕も思うようには帰れてないし。
ま、うちの会社にも残業代欲しさに、 五時から本気出す困ったおじさんはいっぱいいるけどね。